引越しをしなくてはいけない仕儀になり
泣くほど怖い「不動産屋巡り」をする羽目になった。
用事の電話一本 知らない人間に電話をするだけで、
ひどい不安、軽い恐怖にみまわれてしまう私が
飛び込みで(飛び込みじゃない不動産屋巡りなんてありえない。。)
出て歩くなんてほんと、怖かった。
でも
渡る世間に鬼はなし
諺そのままに、
親身になってくださる不動産屋さんもいくつか。
このさきもいろんなことがあったけど
「 渡る世間に鬼はなし 」
何も行動を起こさないまま、怯えて眠れぬ夜をいくつも過ごす愚行は
慎むように、忘れないでおこうと思う。
越すといっても、どこでもいいわけではなく
こどもの学区や諸々の事情で
地域が限定されるのもネックで。
いくつか紹介頂いた物件も、どういうわけか二の足を踏むばかりで。
贅沢言ってる場合じゃない、それも重々承知で
なぜか決めることができなくて。
それがなぜか、息子を伴って訪れた、ある不動産屋で。
外にあった張り紙物件 事情も話したうえで、見せてもらえることになって。
不動産屋さんも、欲がなく(笑)
「まぁゆっくり検討してみてね」、なんて言われたのに却ってこちらのほうで
「今、契約というか、申し込み、できないですか?」とお願いして、
話はするすると進んでしまって
今、此処にこうして、住んでいる不思議。(笑)
今なら巡り歩いた、あれこれのいくつもの物件
二の足を踏んだ意味が、わかる。