母に頼まれた、中国茶を買いに
電車に乗って街まで出てみた。
台風のさなか
街はいつもより雑踏の密度が低かったけど
やっぱり疲れた。
駅のホームでは相変わらず 特急列車(通過列車)が怖い、
轟音と、巻き込まれそうな風圧が怖い。
あと一歩 前に出てしまいそうな、後ろ足に力をこめてる私は
怖い顔してるだろうなぁ と思いながら、
自分じゃみえないけど、絶対ひきつってる顔。
彼との約束ででかけるときは
「家を出てからが遠足です」みたいなもので
行く先に、彼が居てくれることに
まだ頼ってる自分がわかった。
ひとりででかけるなら
もっと疲れていないとき
ふらりと出て行かれる、気持ちも軽いとき
もう少し小さな街にでかけてみよう。